中村大祐(だいすけ)さんと佐藤久美の対談です。


【第1部】のインタビューで、中村さんが取り組まれているAmazon転売では、中古のCDやDVDを扱って、大きく利益を出されていることがわかりました。しかも、Amazon転売開始たった3か月で、副業なのに月利30万円を超えるという超スピード。
【第2部】なぜAmazon転売だったのか、なぜ独立の道を選ばれたのか、その理由にせまります。
独立志向だった中村さんの話
中村さんの実家は自営業をされているそうで、中村さんの代で4代目です。そのような環境だったので、自分も何か会社をしたいな、と思っていました。
ですが、家を継ぐ気はなく、親も、「自分が苦労しているから、継がなくていい」という感じでした。
とはいえ、自分でも何かやりたいなという気持ちはずっとあって、そうこうしているうちに大学に入って、それから就職もしてしまって、そのまま30歳くらいまで働いていました。
そのときに、「このまま会社員続けていたら、何もしないまま終わってしまうな・・・」って思って、それから、何でもいいから自分でビジネスをして、自分でお金を稼ぐ経験がしたくて、Amazon転売を始めました。
転売から始めた方が良い2つの理由
中村さんは、自分でお金を稼ぐ経験をするために、初めて取り組んだのがAmazon転売のビジネスでした。
当時はAmazon転売から始めたのは、偶然という要素もあったかもしれないのですが、今では自分でお金を稼いでいくなら、まずは転売から始めた方が良いと思っていらっしゃって、その理由は2つあります。
1、自分が大好きな有名な人たちが転売から始めていたから
中村さんが大好きだったネットビジネス界のトッププレイヤーと呼ばれる人たちはみんな、転売からスタートしていたので、ネットビジネスで成功する確率論としては、歴史的に見ても転売から始めた方が良い。
2、環境が整っているから
どんなネットビジネスでも、ネットビジネスの肝は、「アクセスを集める」ということだと思う。このアクセスを集めるのが難しい。ブログは自分が主となって、アクセスを集めないといけないけど、Amazonやメルカリなどは、多額の広告費を出して、アクセスを集めてくれている。
Amazonに至っては、何がどれくらい売れているという「モノレート」というサイトまで用意されている。
中村さんにもあった、成功までの苦労話
Amazon転売ではすぐに成功された中村さんですが、転売ビジネスの前に、ネットワークビジネスをされている時代があったそうです。
2年間けっこう頑張ったんですけど、結果的にあまりうまくいかなくて、そこで自信も含めてすべて失いました。お金も友達も失いました。「自分には起業とか独立なんて向いてないし、才能もないんだ!」って、へこんでいた時期もありました。
当時は、めちゃくちゃスパルタな環境で、まだ会社員のころの話なので、休みは土日のみです。その土日には必ずセミナーに参加しなければいけなくて、絶対に休むことはできませんでした。
とても厳しい環境だったんですが、2年間休まずにずっと続けていました。
やっぱり諦めきれなかった
2年間全力で頑張ったのに、結果的にはすべてを失い、才能がないから会社員として生きていこうと決めました。ですが、その2年後、やはり会社員を辞めたいな、と。やっぱり独立・起業の夢を捨てきれず、その後、Amazon転売に出会うことになります。
成功するためには自分が正しいとは思わないこと
中村さんが成功するために、一番努力したことは、「受け入れる努力」だそうです。
これは、今の自分と1年後こうなっていたいという自分は、同じ考え方のはずがなく、むしろまるで違う考え方になっていないと結果ってついてこないと思う。誰でもいいんですけど、1人の、その分野のプロの人に教わるのが一番早いと思うので、その人に教わるのがまずは大事。
そして、その人に何か言われたときに、「いやいや、それはないでしょ、やりすぎでしょ」って思う場合の方が多いんですけど、1年後のこうなっていたい自分のことを思うと、多分それが正解で、その人の言ったことを受け入れる努力をするのが大事。
中村さんは、この「受け入れる努力」をするために、いろんなものを捨てた気がするそうです。
第3部へ続く・・・お楽しみに!