エビにゃんのトレード教室です。
まだお話できていなかった、トレードの本質のお話です。大きく負けないための大事なお話です。
今回はですね、前回の講義のあとに、久美さんの方から、ストップロス注文について、もっと詳しく聞きたいとのリクエストがありましたので、それを絡めながらめちゃくちゃ大切な話とかもしていきたいと思います。
https://ao-aka.com/present-knowhow/
トレードの本質とは?
トレードの本質は、リスクを取りながらリターンを目指すという勝負になります。つまり、資本主義の仕組み上、「常勝」はありえないので、常にリスクのことを考えておく必要があります。
もちろん、トレードの技術を磨いて、勝率を上げていくことはできますが、不測の事態というのは、だれにも予測ができるものではありません。
常に大きな損失に身構えておく
そもそも株というのは、上がったり下がったりを繰り返しています。「右肩上がり」としてご紹介した米国株でさえ、常に右肩上がりというわけではなく、暴落することだってあります。

リーマンショックなどの大暴落が、明日来ないという保証はないので、リスクに備えておく必要があります。
ストップロス注文とは?
ストップロス注文とは、自分の予想とは違って、相場が突然、逆向してしまった場合に備えて、損失を限定するために行う注文のことです。
ただし、土日などの市場が閉まっている間などは、「値が飛ぶ」ことがあるので、ストップロス注文が効かない場合があります。
一発勝負はいけない
例えば、100万円のトレード資金があって、1回のトレードでの損失を考えたときに、100万円の2%の2万円ということであれば、仮に負けたとしても残りは98万円になります。
残り98万円もあれば、まだまだ挽回できそうな気がしますよね。
ですが、1回の勝負で、50%の50万円失ったとしたら、これを挽回するためには、200%の利益を出さないといけないので、だいぶ辛くなります。
これらを踏まえて、トレード資金の全額を失うかもしれない、というリスクを負うのではなく、「一部を失う」というところで、最悪の事態を回避するための安全装置が、「ストップロス注文」ということになります。
利益と損失の比率
トレードは勝つか負けるかのどちらかなので、勝率を50%とした場合を考えてみましょう。トレード資金が100万円あるとして、一度の損失額としては、2%の2万円で収めるとします。そうなると、利益目標も当然、2万円以上である必要があります。
つづく